【徹底比較】離乳食にんじんペーストオススメ5選!味や使いやすさ・選び方のポイントを実体験から紹介(ベビーフード)
こんにちは!宅配離乳食サービスを5社以上利用しているそむこです。
- 離乳食作りで、野菜のうらごしがめちゃくちゃ大変でやりたくない
- 離乳食作りの時間を短くしたい、少しでも楽にしたい
- ベビーフードのうらごし野菜ペーストを利用したいけど、添加物が気になる
こんな悩みを抱えていませんか?
離乳食が始まりたての初期、野菜をひたすら擦り潰して、うらごして・・・という作業がめちゃくちゃ大変で、早々に手作りを諦めたのが私です。
でも今は、おいしくて安全なうらごし野菜ペーストがいろいろ販売されているので、手作りしなくても大丈夫ですよ!ただ、市販品は添加物とか気になりますよね・・・
そこで今回は、添加物少なめで安心の「うらごしにんじんペースト」を、5商品を食べ比べしました。手作りのような美味しさ・新鮮さを兼ね備えている、冷凍離乳食が多めです。
各商品の味や使いやすさ、オススメポイントを比較紹介していくので、自分に合ったベビーフードの「うらごしにんじんペースト」がきっと見つかりますよ。
- うらごしにんじんペーストの味・使いやすさ
- 商品別の原材料・添加物の有無
- あなたに合ったうらごしにんじんペーストの選び方
ベビーフードのうらごしにんじんペーストを利用しようか迷っている人は、ぜひ最後までご覧ください。
納得できるベビーフードに出会って、離乳食作りの時間が少しでも楽になりますように!
商品紹介:比較する裏漉しにんじんペースト5種類
今回比較する「うらごしにんじんペースト」は次の5種類です。
- コープ:北海道のうらごしにんじん 310g(15個入)
- パルシステム:yumyum産直うらごしにんじん
- ファーストスプーン:はじめの雪下にんじん
- オイシックス:安心野菜のベジキューブにんじんペースト
- カインデスト:にんじんのピューレ
コープ:北海道のうらごしにんじん 310g(15個入)
内容量 | 310g(15個入り) |
1個あたりの重量 | 約20g |
商品の形状 | 冷凍 |
調理方法 | レンジ解凍 |
販売価格 | 350円(税込378円)★ |
一回分の価格 | 約25.2円(1キューブあたり)★ |
原材料名 | にんじん(北海道) |
最初に紹介するのは生協のコープの商品です。
とろとろのにんじんペーストが、冷凍キューブで15個入っています。
1キューブ当たりの値段が安いので、気楽に使えてありがたや!
コープに加入して宅配してもらうか、コープのお店で購入することもできます。
ちなみにコープのお試しセットにも入っているので、コープに加入しなくても試すことができますよ。
パルシステム:yumyum産直うらごしにんじん
内容量 | 220g(15個入り) |
1個あたりの重量 | 約15g |
商品の形状 | 冷凍 |
調理方法 | レンジ解凍 |
販売価格(購入当時) | 298円(税込322円)★ |
一回分の価格 | 約22円(1キューブあたり)★ |
原材料名 | にんじん(北海道産) |
次はパルシステムの商品です。こちらもコープと同じく生協です。
にんじんペーストが、冷凍キューブで15個入っていますが、コープよりも一個当たりのサイズは小さめです。ちなみに、1キューブあたりの単価は最安。
パルシステムは国産・産地直送にこだわっており、yumyumシリーズはどの商品も具体的な産地が明記されているので安心感があります。
購入するには、パルシステムに加入して宅配してもらいます。
ファーストスプーン:はじめの雪下にんじん
内容量 | 120g(20g×6個) |
1個あたりの重量 | 20g |
商品の形状 | 冷凍 |
調理方法 | レンジ解凍 |
販売価格 | 税込850円★ |
一回分の価格 | 約142円(1キューブあたり)★ |
原材料名 | 人参ペースト(人参(宮城県産)) |
ファーストスプーンは、国産・無添加で安心して食べられる冷凍離乳食の宅配サービスです。素材にこだわり、まるで手作りしたような離乳食を製造しています。
こちらはにんじんペーストの冷凍キューブが6個入っています。他社製品より一個当たりのサイズが大きめの20gです。
ただ他の冷凍離乳食よりもトレーサイズが小さいので、冷凍庫で嵩張らず、収納しやすくてありがたや!
購入するには、公式サイトから注文するのが最も安いです。楽天市場でも販売しています。
オイシックス:安心野菜のベジキューブにんじんペースト
内容量 | 156g(約13g×12個) |
1個あたりの重量 | 約13g |
商品の形状 | 冷凍 |
調理方法 | レンジ解凍 |
販売価格 | 520円(税込562円)★ |
一回分の価格 | 約46.8円(1キューブあたり)★ |
原材料名 | にんじん(国産) |
オイシックスは食材宅配サービスで、新鮮な野菜、農薬や添加物に配慮した食品を提供しています。
離乳食も多数取り扱いがあり、離乳食初期はこちらのベジキューブがラインナップされています。
にんじんペーストの冷凍キューブが12個入っていますが、トレーサイズが小さいので、冷凍庫でも嵩張らず収納しやすいです!
購入するには、オイシックスに加入して宅配してもらいます。
カインデスト:にんじんのピューレ
内容量 | 50g |
1袋あたりの重量 | 50g (使用しない分を冷凍保存可能) |
商品の形状 | レトルトパウチ |
調理方法 | そのまま食べられる (レンジで温めることも可) |
販売価格 | 店頭価格600円(税込648円)★ ※ネット購入だと単品購入不可 |
一回分の価格 | 648円★ |
原材料名 | にんじん(国産) |
カインデストは、パウチタイプの離乳食を多く扱うベビーフード・キッズフードの販売会社です。
こちらは袋(パウチ)から出してそのまま食べられる、という、ズボラさんに超ありがたい商品。
常温保存なので、外出時に離乳食を持ち運ぶ時も大変便利!
公式サイトやAmazon、楽天市場などネット購入が基本ですが、アカチャンホンポなら店頭で購入が可能です。
離乳食始まりたての頃は一気に一袋食べきれないので、食べる分だけ取り分けて、残りは冷凍保存をしましょう(面倒くさいって言わないで)
【比較】にんじんペースト5種類を実食レビュー
では早速、にんじんペースト5種を実際に作って食べてみて、比較をしていきます。
当時生後7ヶ月だった娘のまるちゃんにもテイスティングしてもらいましたよ^^
作ってみた
カインデスト以外の商品は、レンジ解凍する必要があるので、料理は苦手だけど頑張って作っていきます(笑)。
コープ:北海道のうらごしにんじん 310g(15個入)
透明トレーに冷凍されたにんじんキューブが15個入っています。私の保存状態が悪かったのか、ちょっと解けた跡が残っていますね・・・(苦笑)
トレーのフィルムを剥がすと、厚みのある長方形の冷凍キューブが出てくるので、必要な分耐熱容器に移します。
冷凍状態は、とってもきれいなオレンジ色!
調理方法は、軽くラップをかけてレンジで約1分(500-600W、キューブ1個の場合)温めます。
とっても細かで綺麗なペーストができました!
レンチンしてスプーンで混ぜるだけで、こんなに綺麗なにんじんのうらごしペーストができるなんてありがたや!
ちなみに、冷凍キューブに霜がついていると溶けにくい場合があるので、温めが足りないと思ったら、様子を見ながら10秒づつレンチンを追加してください。
パルシステム:yumyum産直うらごしにんじん
パルシステムも、コープと同じく、透明トレーに冷凍されたにんじんキューブが15個入っています。
冷凍キューブのサイズは、パルシステムより少し小さめの15gで、厚みが薄いです。
色はコープのものとほとんど変わらない印象です。どちらも北海道産にんじんを使用しているからでしょうか。
調理方法は、軽くラップをかけてレンジで約30−40秒(500-600W、キューブ1個の場合)温めます。
これまた綺麗なうらごしにんじんペーストが出来上がりました!
正直見た目だけだとコープのものと違いが分からないです・・・!
一個のキューブサイズが15gと小さいので、離乳食初期の赤ちゃんに与えるには、無駄が出なくてちょうど良いサイズだと感じました。
ファーストスプーン:はじめの雪下にんじん
ファーストスプーンは、ストロングジップの付いた袋に、冷凍キューブが6個入っています。
ジップ付きの袋のおかげで、開封後も空気に触れにくい状態で、冷凍保存することができます。霜がつきにくくなるので、ありがたや!
冷凍キューブ一個当たりのサイズは、コープと同じ20gなので、ちょっと大きめです。横幅はコープより大きいけど、厚さは薄い。
色は他と比べると、少し赤っぽい綺麗な色です。
調理方法は、軽くラップをかけてレンジで約50秒(500W、キューブ1個の場合)温めます。
ファーストスプーンの冷凍キューブ商品は、全て温め時間が一律50秒なので覚えやすい!
解凍してみると、もみじおろしのような少しシャリっとしたペーストになりました。
色は鮮やかな赤みがかったオレンジ色で、とっても綺麗!
一回の量が20gと多いので、たくさん食べたい赤ちゃんには嬉しいですね。
オイシックス:安心野菜のベジキューブにんじんペースト
透明トレーに冷凍されたにんじんキューブが12個入っています。
こちらも、ジップ付きの袋に入っているので、保管がしやすく便利です。
キューブサイズは一個あたり約13gと小さめです。
色は・・・なんだか他に比べると彩度が低め。
調理方法は、軽くラップをかけてレンジで約1分(500-600W、キューブ1個の場合)温めます。
解凍してみると、ファーストスプーンよりもさらにシャリっとしたペーストができました。
商品パッケージにも書いてあるように、解凍後、にんじんと水分が分離しているので、よく混ぜてくださいね。
一回あたりの量が約13gと小さいので、おかゆのトッピングなど、アレンジに使うのにちょうどいいサイズです。
カインデスト:にんじんのピューレ
カインデストの調理法は、器に注ぐだけ(なんて簡単)
常温で食べられますが、温めることもできるので、その場合はラップをして、レンジで様子を見ながら温めてください。
パウチを開封し、食べる分を取り分けたら、余った分は手をつけず、製氷皿などの小分け容器に移してすぐに冷凍保存してください(ちょっとめんどくさい)
他の商品とは異なり、もったりとした水分少なめのペーストです。
色は鮮やかなオレンジ色だけど、黒っぽさも感じます。
解凍前の4商品を並べるとこんな感じ。
解凍後の全商品を並べるとこんな感じ。同じにんじんなのに色が結構違いますね。
食べてみた
コープ:北海道のうらごしにんじん 310g(15個入)
舌触りがとってもなめらか!粒感の一切ないポタージュ状です。
口に入れた瞬間、にんじん香りがグワッと広がります。にんじん臭いにんじんの味!
でも甘いです。にんじんの自然な甘みを感じられて美味しいです。
こんなに滑らかなペーストを、自分で手作りするのは不可能だろうな。
パルシステム:yumyum産直うらごしにんじん
舌触りがとてもなめらかで、粒感の一切ないポタージュ状です。食感はコープとほぼ一緒。
ただコープほどにんじん臭くないから、食べやすいかも!
食べているうちに、後からにんじんの香りが感じられてきます。
コープとは違ったにんじん風味で、甘味もあり、食べやすいですが、同時に食べ比べしないと気づかない程度の差です。
ファーストスプーン:はじめの雪下にんじん
少しシャリっとしたペーストです。
とても細かい粒になっていて綺麗なペースト状ですが、コープやパルシステムと違い、噛んだときに少しシャリシャリ感を感じます。
にんじん臭さはありますが、爽やかな風味です。味が濃い!
水分がぎゅっと詰まっていて、美味しいペーストです。
オイシックス:安心野菜のベジキューブにんじんペースト
こちらもシャリシャリ系です。水分が多くて、もみじおろしみたい。
やはり粒は細かいので、舌触りはいいです。
うっすらにんじん臭くて、素朴な甘さがあります。
素材そのものの味、といった印象です。
カインデスト:にんじんのピューレ
甘っ!!!
他と食べ比べすると、明らかにカインデストだけ味が違います。
かぼちゃでも食べているのかと勘違いするほどの甘さでびっくりします。
にんじん臭さはほとんどなく、甘いにんじんジュースを飲んでいるような感じです。
舌触りはクリーミーで、粒感は一切ありません。
赤ちゃんの反応
当時7ヶ月だった娘にそれぞれ食べてもらいました!
どれに対しても大きく口を開け、顔色ひとつ変えず飲み込んでいきます。
にんじん臭くて苦手・・・みたいなことは一切なく、どれも問題なく食べました。
結論:どのにんじんペーストでも赤ちゃんは食べる
(娘が食いしん坊なもので、あまり参考にならず申し訳ありません)
選び方のポイント:あなたに合うにんじんペーストの見つけ方
商品を比較して、どれも特徴があることが分かりました。
ここからは、こだわりポイントごとに商品を紹介していくので、選ぶ際の参考にしていただけると幸いです^^
一番簡単なのは”カインデスト”
調理の簡単さは、カインデストがダントツです。パウチから出すだけですからね!
(使いきれない分を冷凍する手間はありますが)
といっても、他の商品もラップをかけてレンチンするだけなので、簡単なのですが^^;
手作りするときの、にんじんを茹でて、擦り潰して、裏漉しして・・・という工程を一切省略できるので、どの商品を利用しても、離乳食作りの時間が大幅に短縮できることは間違いなしです。
一番安心なのは”ファーストスプーン””オイシックス”
素材や添加物を考慮すると、一番安心なのはファーストスプーンとオイシックスです。
ファーストスプーンの添加物へのこだわりはすさまじく、公式サイトには以下の記載があります
科学調味料(原文ママ)、着色料、香料、保存料を使わないことはもちろん、一般的な表示義務がない、加工でんぷんや加工助剤も使いません。
これなら安心して赤ちゃんに与えられますね!
オイシックスも商品パッケージに以下の表記があります。
増粘剤やでん粉などを加えず、みずみずしい野菜で作っているため、温めると野菜の水分が分離してしまうことがあります。
オイシックス:安心野菜のベジキューブにんじんペーストより
というわけで、ファーストスプーンとオイシックスは、余計なものを一切入れていないことが分かり、特に安心して赤ちゃんに与えられますね。
ただ、他の商品も原材料名は全て「にんじん(しかも国産)」のみなので、あまり気にしなくてもいいような気もします。
一番安いのは”パルシステム””コープ”
1回分(1キューブ)の価格が最も安いのはパルシステムで、1回あたり22円です(2024年9月購入価格)
コープも安いです。1回あたり25.2円なので、パルシステムとそこまで変わらないですね。
ただ、キューブ1個分の大きさはコープの方が大きいので、グラムあたりの金額はコープの方が安いかもしれません。どうせ使う時は1個づつ使うので、グラムあたり単価の算出は割愛させてください(面倒なだけでは)。
離乳食は毎日あげるものですから、続けやすい価格というのはとても重要です。
ちなみに今回の商品の中で高めのファーストスプーン(1回あたり142円)ですが、定期便を注文すると初回限定で50%オフになります。半額なら手が出しやすいですね。
一番美味しいのは”パルシステム”(ただし個人の好み)
一番美味しいのはパルシステムだと思います(味は個人の好みだけど^^;)
ペーストが繊細なめらかで、素材の甘みを感じられ、にんじんくささも比較的抑えられている・・・気がします。
といっても、パルシステムとコープは原材料のにんじんの産地も一緒(北海道)ですし、味も食感もほぼ変わりません。
もっと言うと、パルシステム・コープ・ファーストスプーン・オイシックスは、どれもにんじん本来の素材の味がして、素朴においしいです。
明らかに味の系統が異なるのがカインデストで、びっくりするほど甘いです。にんじん臭いのが苦手で、他のにんじんペーストが食べられない・・・という方は、カインデストを試してみてもいいかもしれません。
5ヶ月赤ちゃんにおすすめなのは”パルシステム・コープ”
離乳食始まりたての5ヶ月赤ちゃんにおすすめなのは、コープとパルシステムです。
理由は、食感がとろとろの粒感がないペーストなので、ゴックンがしやすいからです。
ファーストスプーンやオイシックスも、綺麗なペーストなので、赤ちゃんに与えるのに全く問題ありません。ただ、シャリシャリ感を少し感じるので、今までミルクしか飲んでこなかった赤ちゃんに与えるなら、より滑らかな食感のコープ・パルシステムがいいと思いました。
ペーストの滑らかさならカインデストも素晴らしいのですが、味が甘すぎるので、赤ちゃんに初めて与えるのは贅沢すぎるという印象です。笑
(カインデストのにんじんを最初に食べてしまったら、普通のにんじんが青臭くて食べられなくなりそう)
まとめ
今回はベビーフードの「うらごしにんじんペースト」5種類を比較しました。
それぞれの商品の特徴は次の通りです。
- コープ:粒感の一切ないポタージュ状のペースト、1個20g、安い
- パルシステム:粒感の一切ないポタージュ状のペースト、1個15g、安い
- ファーストスプーン:シャリっとした細かいペースト、1個20g、安心無添加
- オイシックス:シャリっとした水分多いペースト、1個13g、安心無添加
- カインデスト:粒感の一切ないクリーミーなペースト、超甘い、1袋50g
ベビーフードのうらごしにんじんペーストは調理が簡単な上に、添加物が少なく、手作りのように美味しいものが沢山あります。
比較結果を参考に、ご自身と赤ちゃんに合ったベビーフードのうらごしにんじんペーストを選んでくださいね。
ベビーフードの活用で、離乳食タイムがより楽しい時間になりますように♪
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
そむこ